わ蔵の起源

博多らーめんの起源

福岡市の中洲・天神・長浜などのらーめんが博多らーめん』と呼ばれ、その歴史は昭和十五年頃、博多区東中州にあった『三馬路』が起源です。森堅太郎が中国で拉麺の作り方を覚え中洲で開店させました。

博多では豚骨スープに細麺。この原形を作ったのが昭和二十三年頃『赤のれん』の津田茂さんと『博龍軒』の山平進さんです。津田さんは戦時中、中国の奉天で食べた十銭そばの豚骨スープを再現させ、麺は山平さんが台湾で知った作り方を基本にカン水を使って打ち上げたといわれています。

昭和三十年頃、九州最大の魚市場・長浜の屋台が長浜らーめんと呼ばれるようになりました。特徴は極細麺で、魚市場の競りの合間に飛び込んで来る、魚市場で働く人が注文してすぐ食べられるように、茹で時間短縮のため極細になったもので、全国的に知られる替玉もこの麺ゆえに出来たものです。
『わ蔵』は、博多中洲で生まれた味を伝承し、本格手作り博多拉麺を皆様に味わって頂くお店です。

伝承の味を守り伝えていく事が『わ蔵』の念いです。

店主

ラーメンラリー

皆様のおかげで2022年8月8日に20周年を迎えることができました。
今後ともよろしくお願いいたします。